https://youtu.be/tR-Fns4icT0
ロマンス詐欺事件で逮捕された女性警察官。
加担した背景に、女性警察官自身の恋愛感情があった。
韓国の首都ソウルの観光スポットで撮られた写真。
ガバッと足を開き、ほうきに腰かけているのは、外国人男性を装って女性の恋愛感情を操る、いわゆる「ロマンス詐欺」に加担したとして逮捕された、大阪府警の警察官・大谷優璃菜容疑者(25)。
その逮捕を受け、3歳からの幼なじみは「信じられない」と肩を落とす。
大谷容疑者の幼なじみ「(小学生のころは)柔道選手になることも夢見てたので、かなり力を入れていた。全国大会であったり、オリンピックでメダルを取りたいといった夢もあった。わたしが男の子に嫌なことを言われたり、ちょっかいをかけられた時に、代わりに自分が懲らしめてやるみたいな」
世界チャンピオンも輩出している強豪高校の柔道部時代、78kg以下級でインターハイに出場している大谷容疑者。
柔道で培った強さと正義感から、いじめなどがあれば、すぐに助けに現れたという。
そうした性格もあってか...。
大谷容疑者の幼なじみ「(中学生のころは)刑事になりたいって夢はあった。事件とかに関わって、何か困った事件を解決するような刑事として働きたいと聞いていました」
友人たちによると、中学校時代から刑事に憧れていたという大谷容疑者は、警察官になる夢をかなえ、2023年3月から西成警察署に勤務してたという。
高校卒業後、憧れの刑事として薬物捜査に従事していた大谷容疑者。
しかし、その当時、詐欺グループのほかのメンバーとともに、カナダ人の男性医師などを装い、SNSで連絡を取り合った当時50代と当時60代の女性2人から、総額1,334万円をだまし取ったとみられている。
正義感の強い警察官が、なぜ容疑者となったのだろうか。
実は、こんな一面があったという証言も。
大谷容疑者の幼なじみ「K-POPにどっぷりハマって、友だちの誰よりもライブに行ったり、グッズを買うことを重視してた」
小学生のころから韓国のアイドルグループにはまり、韓国を訪れることも。
外国人男性に憧れがあったのだろうか。
捜査関係者への取材で、新たにこんなことがわかった。
事件前、SNSで知り合った外国人男性と連絡を取り合い、好意を寄せていたものとみられる大谷容疑者。
その後、その外国人男性に銀行口座を貸すこととなり、この口座がロマンス詐欺に使われていたという。
大谷容疑者の幼なじみ「あまり疑わずに1回やってみるところがあると思うので、あまりことの詳細まで知ろうとせずに、やってみて戻れなくなったのかなと」
人を疑うことを知らなかったという大谷容疑者が、ロマンス詐欺の被害者と同じように、恋愛感情をもてあそばれたともみられる状況。専門家は...。
元埼玉県警捜査1課・佐々木成三氏「何かしらだまされたことで、闇バイトを手伝うようになったということはあると思う。口座を貸すこと自体が違法なので、それをゆすられて手伝ったということも、十分あると思いますね」
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